Mのためのカメラ講座Ⅷ 「構図」
150年目の移民です。
Mのためのカメラ講座 10回連載8回目。
ちなみに前回の話はこちら。
immigrantofthe150thyears.hatenablog.com
今回は構図について解説。
解説っていうか構図ごとの作例といったほうが適切かもしれない。
ここに掲載された構図だけが全てではありません。他にもいろんな種類があります。
構図を真似するだけで写真が上手に取れることもよくありますよ。
日の丸構図
撮りたいものを日本の国旗のように中心においたシンプルな構図。シンプルだからこそ露出や色に拘らないと凡庸な写真になりがち。
左右対称構図
左右対称な被写体に適した構図。例えば神社などが左右対称。
対角線構図
斜めに直線が入った構図。直線は人工物によく見つかる。
三分割構図
三分割構図はサンドイッチ構図とも呼ばれたりしますがちょっと意味が違うのかもしれませんね。ここでは空と堤防と川で三分割ということにしましょうか。
三角構図
木や柱や塔に近づき、見上げて撮影するとこうなります。広角レンズだと遠近感が出ますね。
アルファベット構図
写真の中にアルファベットがある構図。この写真ではS。街を歩いてアルファベットを探すと楽しい。YとかLとかCとかTとかHとかね。
放射状構図
一点から全体に直線が伸びている構図。計画的に整備された都市で発見しやすい。
黄金螺旋構図
数学者フェボナッチが見つけ出した黄金比螺旋のこと。フェボナッチ螺旋構図とも呼称。螺旋階段を上から、あるいは下から撮れば発見できる。
額縁構図
額縁ショットとも呼ばれる。なんてことない普通の景色が額縁のような「枠」から見るとちょっと違った雰囲気にも見える。窓や穴があれば成立する構図。
これくらい紹介すればいいかな。写真のバリエーションも広がるんじゃあないでしょうか。普通の写真だなあとか、つまらない写真だなあと思ったら構図を考え直すとおもしろい写真撮影になるはずです。
Mのためのカメラ講座Ⅷ 「構図」これにて終了。
次回「小技」に続く。📷
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