photoshopで被写界深度合成。
150年目の移民です。
今日はフォトショを使った画像合成についての話。
マクロレンズを使って被写界深度の浅い写真を撮り、これをフォトショでフォーカスが合っている部分のみくっつけて、被写界深度の深い一枚の画像を生成する方法についてです。なんかやり方講座みたいになりそう。そんな情報ググれば出てくるし、カメラ講座なんて今までの路線にはなかったのに、なんでこうなっているのやら。
1、フォトショで写真のデータを読み込む。
*この時Bridgeでまとめておくと簡単。
*写真データは被写界深度は少しずつ異なっていても写真全体が、少なくとも40%類似する必要があるようです。高速シャッターでダダダダダダダダっと撮るか三脚で固定したいところ。もちろんベストは三脚。
アゲハチョウです↓
こういう写真が何枚かありまして、読み込んだら、
2、合成したいレイヤーを全て選択。「編集」をクリック。「レイヤーを自動整列」をクリック。投影法は自動でOK。
これでたくさんのレイヤーがベストな配置と変形を経ていい感じに重なったはずです。
そして運命の合!成!
3、合成したいレイヤーが全て選択されているのを確認し、「編集」をクリック。「レイヤーを自動合成」をクリック。「画像をスタック」をクリック。「シームレスなトーンとカラー」をクリック。
画像をスタックとは「フォーカスの合っている部分だけくっつけますよ〜」という機能。まさに今回の合成方法。パノラマは「写真の合致する部分を重ね合わせて一枚の横長写真にする」合成方法です。
シームレスなトーンとカラーにチェックを入れれば色の変わり目もごまかしてくれます。……優秀だよなあ。フォトショ。アドビシステムズが優秀なのか。
被写界深度の深い画像データを生成することができました。
拡大してみましょう。
左は合成前。右が合成後。複眼の間にある毛がしっかりと!
フォーカスがあ〜〜〜!!深くなってるうううう!!
そんな感じですね。とても簡単です。
でもこんな記事もう需要を満たしているんじゃないかな?
使用したマクロレンズはこちら。
TAMRON 単焦点マクロレンズ SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD ニコン用 フルサイズ対応 F017N【シフトブレ対応】
- 出版社/メーカー: タムロン
- 発売日: 2016/02/25
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログ (2件) を見る
フォトショも貼っとこう。
フォトショ……極めねば…!!