アニメ「シュタインズ・ゲート」無印を観て思うこと。
150年目の移民です。
今日はアニメ『シュタインズ・ゲート』を観て感じた事をつらつらと書きませう。
友人が数ヶ月前に「マトリックスとか好きならシュタインズ・ゲートをお勧めします!」と言っていたなあと思い出し、アマプラの見放題で観たのです。タイトルは聞いたことがあったけど観たことは無かったですが、いやあ神アニメでしたね。2011年のアニメだけれどやはり面白いものは面白いですねえ。あんなに続きが気になる作品はあまりないなあ。と言ってもアニメはそんなに観ない人なんですが。映画が中心だから。
シュタインズ・ゲートと同じくらい続きが気になってしまう中毒性のある作品はツイン・ピークスがそうでしょうかね。海外TVドラマだからやはり土俵が違いますが。
デヴィットリンチ!!あんたホンマ天才や!!!!
そういえばこの二作品は共通点が多いなあ。シュタインズゲートは牧瀬紅莉栖の死体を見つけて物語はスタートしますし、シュタインズ・ゲート世界線へ行くためになんやかんやします。ツインピークスはローラ・パーマーの死体が発見されて物語はスタート。さらにブラックロッジを追跡します。似てます。
美少女の死体はどうしてこうも導入部に食い込んでくるのか?
異世界への渇望はどうしてこんなにも視聴者を魅了するのか?
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無数の世界線にいる無数の私はどうしているんだろうなあ。
世界線変動率の異なる座標にいる私はコーヒーを飲む時何を食べているのか?チェリーパイか?バナナか?はたまたゲルバナか?
映画や絵画や写真やアニメやイラストなどの現実の模倣・虚像をこの世界線の私と同じように愛しているんだろうか。そんな確かめようのない疑問に今日お散歩中に見つけたガラス玉に写り込む私の虚像達は答えてはくれなかった。
この一つ一つが異なる世界線の「異なった同じ私」にリンクしていてもおかしくない気がするのだが。
デウス・エクス・マキナ見つけました。
150年目の移民です。
この何でもないデザインの時計が特別なものに思えたので撮りました。なぜでしょう。
ここは山なのです。
山頂なのです。真冬には-20度になることもよくあるし、風もむちゃくちゃ強い。
そんな場所で時計がポツン……とただ屹立していたんです。どうしてこの時計が特別なものに見えたんだろうなと思ったんですが「ああきっと神様みたいだったからかな」と、今さっき写真を見直して結論づけました。
麓の町や人々を見下ろす極寒の山頂で時間を測定しつづける。何だか人間にはできそうにないから私は心のどこかで時計に聖性を感じていたんじゃないかと。
機械仕掛けの神って意外と単純な構造だったりして。時計だものw
『写真を見直して想いを馳せるという思索的な夢の世界』から現実へと帰ってきた私は『記憶を整理して脳の最適化をはかる経験の取捨選択としての夢の世界』へzzz
「Ghost in the Shell2:イノセンス」にてキムの長台詞がかっこいいという話。
150年目の移民です。
はい。全然更新できてませんね!!!!
なんでかなー。なんでだろー。ナマケモノだからでしょー。
今日の話は映画「イノセンス」です。またかよ。またっていうのは関連記事があるからですが。イノセンスの引用をまとめたものです。
immigrantofthe150thyears.hatenablog.com
で、今日書くのは作中にてバトーとトグサがキムの館を訪れて脳をハッキングされている時のセリフが大変かっこよかったねという話です。
以下はそのシーンのセリフを書き出したもの。キムがトグサ人形で喋っています。バトーも喋ってます。
キム「実に嫌な気分だろう?よく分かるよ。」
キム「外見上は生きているように見えるものが本当に生きているのかどうかという疑惑。その逆に生命の無い事物がひょっとして生きているのではないかという疑惑。人形の不気味さはどこから来るのかと言えば、それは人形が人間の雛型であり、つまり人間自身にほかならないからだ。」
キム「人間が簡単な仕掛けと物質に還元されてしまうのではないかという恐怖。つまり人間という現象が本来虚無に属しているのではないかという恐怖。生命を解き明かそうとした科学もこの恐怖の醸成に一役買うことになった。自然が計算可能だという信念は人間もまた単純な機械部品に還元されるという結論を導き出す。」
バトー「人体は自らゼンマイを巻く機械であり、永久運動の生きた見本である。」
キム「18世紀の人間機械論は電脳化と義体化の技術によって再び蘇った。コンピューターによって記憶の外部化を可能にした時から、人間は生物としての上限を押し拡げるため、積極的に自らを機械化し続けた。それはダーウィン流の自然淘汰を乗り越え自らの力で進化論的闘争を勝ち抜こうとする意思の現れであり、それ自身を生み出した自然を越えようとする意思でもある。」
キム「完全なハードウェアを装備した生命という幻想こそがこの悪夢の源泉なのさ。」
バトー「神は永遠に幾何学する。」
ああああああああああああああ!!!!!!
かっこいいいいいいいいいいい!!!!!!
いや本当に刺さる。刺さりまくり。心に深々と。言葉が心臓に流れ込んでくる感じがする。そして血液を逆流させて身体中にこの哲学を送り届けると全身の細胞が歓喜して踊り始める!!
yaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
そして義体化は現実のものになりつつある。例えばこんな記事がある。
https://jp.sputniknews.com/science/201902125910513/
現実化する士郎正宗の世界。
AIやブロックチェーンやIoTや5GやVRなどの技術的基盤が揃いつつあるこの頃。本当にすごい時代に生きているなと感じます。楽しみです。未来が。
まあ「孤人」が「複合体としての個」になっていく怖さも当然ありますが、でもやっぱり楽しみなんですよねー。すごい時代がもうすでに始まっているんだ!っていう喜び。
なんかこう、明日を恐れたりしなくていいんじゃないか?っていう気分になるんですよね。ああ明日も仕事だな…明日にならなければいいのにな…みたいな恐れを吹き飛ばせるような。
サイバーパンク的未来は確実に近づいている!!だからいつかきっと憧れた世界を見れるはずだ!!絶望しなくたっていいんだ!!そんな希望を見いだせる。
俄然生きる気力が湧いてくる)^o^(
安西先生......!!
サイボーグになりたいです.........
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先へ進みたい。んだけどね。
変わらない構図。。。
進歩しないなぁ。。。
写真は己をうつしだす鏡のようなもの。
つまり私自身が進歩していないようだ。
photoshopで被写界深度合成。
150年目の移民です。
今日はフォトショを使った画像合成についての話。
マクロレンズを使って被写界深度の浅い写真を撮り、これをフォトショでフォーカスが合っている部分のみくっつけて、被写界深度の深い一枚の画像を生成する方法についてです。なんかやり方講座みたいになりそう。そんな情報ググれば出てくるし、カメラ講座なんて今までの路線にはなかったのに、なんでこうなっているのやら。
1、フォトショで写真のデータを読み込む。
*この時Bridgeでまとめておくと簡単。
*写真データは被写界深度は少しずつ異なっていても写真全体が、少なくとも40%類似する必要があるようです。高速シャッターでダダダダダダダダっと撮るか三脚で固定したいところ。もちろんベストは三脚。
アゲハチョウです↓
こういう写真が何枚かありまして、読み込んだら、
2、合成したいレイヤーを全て選択。「編集」をクリック。「レイヤーを自動整列」をクリック。投影法は自動でOK。
これでたくさんのレイヤーがベストな配置と変形を経ていい感じに重なったはずです。
そして運命の合!成!
3、合成したいレイヤーが全て選択されているのを確認し、「編集」をクリック。「レイヤーを自動合成」をクリック。「画像をスタック」をクリック。「シームレスなトーンとカラー」をクリック。
画像をスタックとは「フォーカスの合っている部分だけくっつけますよ〜」という機能。まさに今回の合成方法。パノラマは「写真の合致する部分を重ね合わせて一枚の横長写真にする」合成方法です。
シームレスなトーンとカラーにチェックを入れれば色の変わり目もごまかしてくれます。……優秀だよなあ。フォトショ。アドビシステムズが優秀なのか。
被写界深度の深い画像データを生成することができました。
拡大してみましょう。
左は合成前。右が合成後。複眼の間にある毛がしっかりと!
フォーカスがあ〜〜〜!!深くなってるうううう!!
そんな感じですね。とても簡単です。
でもこんな記事もう需要を満たしているんじゃないかな?
使用したマクロレンズはこちら。
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フォトショも貼っとこう。
フォトショ……極めねば…!!